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お客さんから聞いた話
564 名前: 本当にあった怖い名無し 04/08/25 15:21 ID:yFXQMKbb
暇つぶしにもひとつ。
これまた別のお客さんの話。

そのお客さんは全国の現場を渡り歩く土木関系の方で、
ワケありの、俗に言う「タ○部屋」生活十数年と言う方です。
とても気前が良く、半年程の間良くご乗車いただきました。

コースは19時頃から食事に出かけ帰りは深夜2時以降。
その送迎を私がしておりました。
そして常連さんになり始めたある日、
いつも通るコースの、あるカーブに差し掛かったところ、
「運転手さん、ここ昔何かあった?」
と言うのです。

職業柄、地元の事は得意ですが、そこで何かあったなんて
聞いたことがありません。
あると言えば峠道なので、そのカーブの前後は事故多発地帯です。
ですが死亡事故に至る重大事故はありませんので、よくある道端
に供えてある花なんてのもありません。

その事を伝えると、
「んー、でもそれも関係あるかなぁ。」
と含みを持たす発言。
さらに続いて

客 「俺、実は見えるんだよ」
運 「ハァ?」
客 「俗に言う霊ってヤツが…そんなに霊感強く無いけどね…」
運 「え…そーなんですか…(汗)」
客 「前からここを通る度にカーブの内側に白い着物か洋服
   を着た中年以上の女性がぼんやり立ってるんだよね…」
運 「も、もー…、カ、カンベンして下さいよ~(苦笑)」
客 「ま、ココ通るときは気をつけた方がいーよ。」
運 「はい…」





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まだバレてないと思いますが、実は私、超ビビりです。
私自身、全く見たことも感じた事もありません。

ですがそういった類は信じてない訳でもありません。
ですから、特に深夜、空車で乗務中はバックミラーなどは絶対見ません。

プライベートで自家用車なら話は別ですが、
深夜にTAXIでバックミラーって、アータ…ありがちな話。
私はまだありませんが、あったら嫌ですモンっ!!!

「も~っ!!…ココ、夜通られへんやんっ!!!」
と心の中で叫びつつ、いつもより安全運転を心がけました。

目的地に向かう間、その方は慣れているせいかご親切???にも
色々と楽しそうに体験談を語ってくれました。

金縛りなんて朝飯前、
夜中ふと目を覚ますと見知らぬ顔が覗き込んでいたとか、
胸の上に乗っていたとか、工事現場に出たなどなど。

中でも印象深かったのは、
仕事を終え、明日は休日というある夜、
深夜、飯場で仲間と飲んでいたそうです。

途中何度か、尿意で席をはずす事に。
しかしトイレは少し離れた場所。
何事にもアバウトな彼らの事、千鳥足にくわえタバコで
飯場裏の、少し下り斜面になった所で用を足したそうです。

そして、くわえていたタバコもついでにその場で「ぺっ」と。
翌朝、騒がしさで目を覚ますとパトカー数台と警官などが見えます。
聞くと裏で死体が見つかったらしい。
当然飯場内にも警察官が目撃者などを聞きに来ます。
遺体発見現場は裏の斜面。

「裏の斜面!?」
そう聞いたお客さんは現場を見に行くことに。


客 「・・・!!!!!」

そこには中年の男性が頭を手前に仰向けに死んでいたそうです。
そしてその姿を見て唖然。
何とその男性の髪の毛がビチョビチョに…そしてすぐ脇には
タバコの吸殻が数本…
そうなんです。

酔っ払っていて暗かったとは言え、
あろうことか遺体顔面に聖水プレイ…。

当然悪気はなかったんですが、心が痛みます。
すぐに手を合わせて無礼を謝り、警察にも事情は話したそうです。

その話を聞いて
「それも霊感あっての事???」
って心で思いながら目的地手前の踏み切りへ差し掛かりました。

客 「言っとくけど運転手さん、この踏み切りのこことそこにいつも
      決まって同じ人がいるからね。時々違う人もいるけど…」
運 「・・・」

そうなんです。
そこは過去数名の方が自殺などで亡くなられております。
その同じ線路の20メートル先にも踏切があり、同じくそこも数名の方が…
ここは私もそう言う話は良く耳にします。

深夜、空車で、そう言う所を通らないのは言うまでもありません。
遠回りしてでも違うコースを通ります。
ですから、このお客さんを自宅に送った帰りは20分程遠回りして帰ります。

はじめに書いた峠のカーブについて、その後分った事で関係は不明ですが、
普段は車から見えないカーブの真下に、比較的新しく、まめに掃除がしてあり
そうなお墓が2つ、その脇にかなり時代が経ったであろう、あまり手入れが
されてないお墓が2つあったことを報告して終わります。
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