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「B君ね、13年前に亡くなったのよ。」
俺は、思わず「え!?」っと声をあげた。しかし、次に先生が言った
ことで、昔の記憶…思い出してはいけない記憶が蘇った。
「あの子、○○○(当時の「場所」のこと)にあったお地蔵さんで
遊んでいたからねぇ…。もしかしたら…。」
確かに、当時はあの場所付近には大きな石碑が立っており、小さな
卒塔婆も何本か置いてあった。俺は、Bがそれを振り回して折って
しまったのを見ていた。その俺も、お地蔵に石をぶつけて遊んでいたのだ。
俺は、あの「場所」について聞いてみた。何でも、石碑は移動され、
十分に供養した後に埋め立てらて、家が建ったらしいが、案の定何かが
出るらしく、何回か人が入れ替わった後、ここ数年は買い手がついて
いないらしい。もし、Bが祟られたとすると、次は俺かも知れない。
俺は、先生に挨拶して幼稚園を後にした。
自転車にまたがると、俺はそこに立てられた真新しい家を見上げた。
3階建てのいい家だ。その時、3階の窓が開いた。今も空き家になっている
はずなのに…?それとも、つい最近になって買い手がついたのか?
窓からは、女の子が顔を出した。15歳ぐらいか?こちらをじっと見ている。
気持ち悪くなった俺は、自転車のペダルに脚をかけた。その時、確かに
女の子はこう言った。
「次はお前だ。」
気がつくと、俺は必死で自転車を走らせていた。
後日、俺は近くの寺に行き、住職に相談した。すると、住職はお払いを
した後、こう言った。君には、非常に恐ろしい危険が迫っている。
あの場所には、二度と近づいてはいけないと…。
次にあの女の子を見たときが、俺の最期だそうです。
359:名前:
本当にあった怖い名無し:投稿日:03/05/12 03:18
遅レスだが、お地蔵さんってのは子供を守るんだろ?
子供たちがお地蔵さんを引きずりまわして遊んでるのを見たおじいさんが、
子供たちを叱ってやめさせたら、その晩おじいさんの夢にお地蔵さんが出てきて
「せっかく子供たちと遊んでたのによけいな事をするな!」
って怒られたという話があるぐらい。

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